ドジャース入りしたカイル・タッカー外野手(28)が本当はブルージェイズ入りを希望していたという情報が23日(日本時間24日)、米メディアで報じられた。

 情報源はメジャー通算1147試合に出場したウィット・メリフィールド氏(36)。ブルージェイズOBでもある同氏はポッドキャスト番組「6ix Inning Stretch」に出演し「カイルのことはよく知らないが、彼の陣営のことはよく知っている」と前置きした上で「結局それは実現しなかったが、彼の代理人から『カイルがトロントに行きたいと言い出した』とメールが届いた」と告白した。

 さらに「ブルージェイズは彼に10年契約で3億5000万ドル(約543億円)を提示し、最終的にその金額になった。カイルの市場状況や比較対象を考えると、ブルージェイズはもう少し高い金額が必要だと感じていた。だが、トロントは年間3500万ドル以上の契約に応じなかったのだ。トロントは彼の価値を10年契約で年間3500万ドルと考えていた。これは非常に魅力的なオファーだが、ドジャースが来て年間6000万ドル(約93億円)を提示してきた。断るのは難しい」とマネーゲームの舞台裏を明かした。

 結局、タッカーは年平均6000万ドルとなる4年総額2億4000万ドル(約372億円)のメガ契約でドジャースと契約。同氏はドジャースについて「この組織はトップからトップまで一流だ。このチームが街のファンに素晴らしいものを提供し、優勝を目指す姿は素晴らしいよ」と持ち上げることも忘れなかった。

 この〝暴露〟は波紋を呼び、米メディア「クラッチ・ポインツ」は「カイル・タッカーはドジャースと契約する前にブルージェイズへの移籍を希望していたが、ドジャースが提示した年俸6000万ドルの契約が流れを変えた」と札束攻勢が勝負の決め手となったと指摘した。