女子プロレス「スターダム」の鹿島沙希(32)が10日の東京・後楽園ホール大会で、4月26日の横浜アリーナ大会で現役を引退することを表明した。

 この日第3試合で鹿島は朱里、八神蘭奈、虎龍清花と組み、飯田沙耶&向後桃&アレックス・ウィンザー&オリンピアと激突。飯田に飯田橋で丸め込まれて3カウントを献上した鹿島は、リング上でマイクを握ると「疲れたな…ちょっともう体力もあれなので4月の横アリで引退します! 帰ります」とまさかの引退を表明。観客から「えー!!!」と驚きの声が上がる中、フル無視してダッシュで控室へ消えていった。

 鹿島は2011年6月26日のスターダム新木場大会で、2期生としてデビュー。13年に一時団体から離れるも、18年に5年ぶりの復帰を果たし、同6月に岩谷麻優とゴッデス王座を戴冠。13年1月に初代王座を獲得したアーティスト王座は5度の戴冠実績を誇る。23年5月にはハイスピード王座を初戴冠し、デビュー初のシングルベルトを手にした。

 その後、極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の前身である大江戸隊から追放されると、朱里率いる「ゴッズアイ」に移籍。そこから「省エネ殺法」を編み出し、唯一無二の存在感を放ってきた。

 試合後バックステージに鹿島は現れなかったが、朱里は「沙希はあんな感じで引退を発表しましたけど、自分は沙希から話を聞いてました。寂しい気持ちはあるんですけど、本人はすごく考えて出した決断だと思ってます。私自身、そしてゴッズアイも、しっかりと向き合う。沙希、引退まで駆け抜けていこうね」と呼びかけた。