獣神サンダー・ライガーが、2026年1月4日に新日本プロレスの東京ドーム大会で行われる注目カードを予想した。6回目はNEVER無差別級6人タッグ王座(現王者は矢野通、YOH、マスター・ワト組)をかけたトルネードランボーを占う。全8チームが参加する豪華王座戦の注目選手は――。
【ライガーが語る獣神激論(特別編6)】第1試合では、NEVER無差別級6人タッグ選手権のトルネードランボーが行われます。試合自体はとても楽しみなんですが、少し気になっているのがベルトを持っているワト選手が、最近小さく収まっちゃってないかなって。
なんというかワト選手がやりたいことと、今やっていることにズレがあるのかなって僕の目には映るんです。若手のころから見てるけど、プロレスにひたむきな戦い方をする選手だったんだよ。ちょっと無理して背伸びしてるのかな思う時があるんだよね。キャラクターに食われてしまっているというか…。もったいない気がするんだよね。
これはワト選手だけに限らず、今の新日本の若い選手はいい子なんだけど、いい子すぎる部分があるんじゃないかな。昔を見てみてよ。僕がいて、橋本(真也)がいて、蝶野(正洋)がいて…(アントニオ)猪木さんに怒られたり、坂口(征二)さんに殴られたり、悪い子ばっかりだったんだから(笑い)。若手同士でも生き馬の目を抜くような時代だったし、それがリング上の個性になって「コイツ、面白いな」ってファンの人に応援してもらえるようになっていったからね。
新日本って破天荒なワケわからない人がたくさんいたんだよ。前田(日明)さんとか高田(延彦)さんとかね…(笑い)。時代が違うのは百も承知だし無責任なことを言うようだけど、今はみんなちょっと、おとなしくまとまりすぎてるように見えちゃうんだよね。ことリングの上では非常識じゃなきゃ。何でお客さんが高いチケット代を払って会場に来てくれるのかって、非常識、非日常を見に来てる部分もあると思うんだよ。それがストレスの発散だったり、明日への活力になるわけじゃない。
挑戦者で気にかけてるのは、武知海青選手と組んで出場する海野(翔太)選手と上村(優也)選手。武知選手のことは詳しく知らないのであまり語れないんですが、さっきの話はそのまま海野選手と上村選手にも当てはまるよね。
特に海野選手なんて、今年の1・4東京ドームでメインに立っていたレスラーなんだから。その選手がたった1年でこうなっちゃうの?って僕は思っちゃう。試合順に関しては仕方ない部分もあるのかもしれないけど、危機感を持たないと絶対にダメ。棚橋(弘至)選手が引退した後、どうすんのよ。
トルネードランボーというにぎやかな試合形式ではあるけど、これってはた目から見たらサバイバルだからね。「お前ら、ケツに火がついてるぞ」って言いたいし、海野選手にも上村選手にも、俺がここからのし上がって行ってやるっていうものを見せてもらって「おお、これが新日本プロレスだ!」って声に出して言いたいね。












