ドジャース一筋でMLB通算223勝を誇り、今季限りで現役を引退したレジェンド左腕、クレイトン・カーショー氏(37)にまさかの〝復帰勧告〟が突きつけられた。

 現役ラストイヤーは11勝2敗、3000奪三振の偉業も達成し、チームはワールドシリーズを連覇。これ以上ない最高の花道を飾り、ファンに惜しまれながらもグラウンドを去った。本人は家族との時間を最優先するつもりで、エレン夫人のおなかには5人目の子供もいる。ただ、米メディア「トゥルーブルー LA」は19日(日本時間20日)、来年3月に開催されるWBCに向けて「クレイトン・カーショーは米国代表でプレーすべきだ」と主張。というのも、カーショーにとってWBCが〝忘れ物〟の一つだからだ。

 決勝で日本代表に敗れた前回の2023年大会は、出場が内定しながら過去の故障歴がネックに。WBCに出場するために必要があった保険が通らず、出場辞退に追い込まれた。当時、本人は「本当にガッカリした。あのチームの一員になりたかった」と悔しさをあらわにしていたが、今や来季のケガを心配する必要はない。

 同メディアは「カーショーの引退により、この保険問題はもはや無意味だ。MLB選手の契約は保証されており、引退した父親としてのカーショーの時間は自由だ。現時点でカーショーが家族以外に何かをする義務はないが、もし彼が(米国代表の)マーク・デローサ監督に電話して『おい、国のために野球をしたいんだ』と言いたいなら、今がそのチャンスだ」と唱えた。

 もっとも、引退した直後に一念発起するかどうかは本人次第。「2026年のWBCでアメリカ代表としてプレーせず、家庭に留まるか引退生活を楽しむ選択をしても、誰もカーショーを責めはしない」と委ねたが、とんだサプライズは起きるのか…。