米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(インディアナ州フィッシャーズ)が3日(日本時間4日)に放送され、AEW統一王者のオカダ・カズチカ(38)が出ずっぱりの大暴れだ。

 自身の持つコンチネンタル王座をかけたリーグ戦「コンチネンタル・クラシック」では、同じ「ドン・キャリス・ファミリー」ながら緊張関係が続くIWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とカイル・フレッチャーも出場。連覇を狙うオカダは初戦で同ブロックとなったフレッチャーに敗れ、まさかの黒星スタートとなっていた。

左からドン・キャリス、ジョシュ・アレキサンダー、オカダ・カズチカ、カイル・フレッチャー、エル・クラン(©All Elite Wrestling)
左からドン・キャリス、ジョシュ・アレキサンダー、オカダ・カズチカ、カイル・フレッチャー、エル・クラン(©All Elite Wrestling)

 王座防衛には絶対に負けられないゴールドリーグ公式戦2戦目で、ジョン・モクスリー率いる極悪軍「デスライダーズ」のPACと悪党対決。序盤から場外戦を仕掛けてペースを握る。筋肉隆々のPACにパワーで押し込まれるが、観衆は「オカダ! オカダ!」と悪党王者にチャントを飛ばした。オカダはPACのミサイルキックをかわして豪快なドロップキック。これで勢いに乗り、大歓声を浴びながら下品極まりない中指式レインメーカーポーズを決めてみせた。実力者PACのジャーマンスープレックス連発、雪崩式ブレーンバスターからラリアートを浴びるも、ブルータライザーを決めにきたところを後方にくるりと丸め込み、電光石火の3カウントを奪取した。

 激闘を制して勝ち点3を得たオカダは場外でしてやったりの笑顔で、大暴れはまだまだ続く。フレッチャーが公式戦でケビン・ナイトを下した後、ファミリーがリングを占拠。ドン・キャリスはファミリー入りを拒否して、オカダの宿敵ケニー・オメガと結託した「ジ・エリート」のヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン)をリングに呼び出した。

 ヤングバックスはリングインしてファミリーを蹴散らしたが、オカダもリングに入りマットにレインメーカーを見舞った。ヤングバックスはAEW入り以来、リング内外で行動をともにした同志。それでも統一王者は、ニックに中指を突き立てて決別の意思表示だ。続けてジョシュ・アレキサンダー、エチセロとともにヤングバックスを暴行。ジャック・ペリーとルチャサウルスがヤングバックスの救出に現れるも、オカダはルチャサウルスに問答無用の急所蹴り。ジ・エリートの仲間だったペリーには中指を突き立てた。怒りのペリーはオカダの中指にかみついたものの、マーク・デイビスとエル・クロンまで加わりファミリーの凶行は終わらない。

 キャリスはオカダが押さえたニックの目をえぐり出そうとしたところで、ついにケニーが登場。ファミリーを一蹴すると、オカダのレインメーカーをかわしてスナップ式ドラゴンスープレックスで叩きつけた。追撃のVトリガーを逃れたオカダはファミリーとともに報復を誓ったが、バックステージでのインタビューでは、仲間の竹下が乱闘に加わらなかったことを非難した。ここで竹下が現れ、オカダとまたも一触即発に…

 新日本プロレスの来年1月4日東京ドーム大会では棚橋弘至の引退試合の相手を務めるオカダだが、ホームリングではやりたい放題だ。