フィギュアスケート男子の佐藤駿(エームサービス・明大)が〝自信〟を深めている。

 グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯最終日(8日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)の男子フリーでは、冒頭の4回転ルッツを着氷させると、全てのジャンプを成功させ、189・04点をマーク。合計285・71点で2位に入り、12月のファイナル(愛知・IGアリーナ)進出を決めた。演技後には「練習を含めても一番良かったんじゃないかな。すごいうれしいし、次のファイナルにつながる点数なのかなと思う」と声を弾ませた。

 頂点の座はエースの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)に譲ったが、わずか1・53点差だった。右足の痛みを抱えながらも、日本のエースに肉薄。「スピンのレベルの取りこぼしとか、細かい部分をやってから、4回転ジャンプの本数を増やしたりとかして、どうなるかわからないけど頑張っていきたい」と闘志を燃やした。

 佐藤のパフォーマンスには指導する日下匡力コーチも「彼の努力は本当にすごかった。顔が自信に満ちあふれていた。ケガを抱えながらもいい練習ができていた」と大絶賛。2026年ミラノ・コルティナ五輪へ、心技体に磨きがかかっている。