納得の演技だった。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(7日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)、男子ショートプログラム(SP)で、佐藤駿(エームサービス・明大)は今季自己ベストの96・67点をマークして2位発進を決めた。
GPシリーズ第2戦中国杯を制した勢いを、大阪の地でも発揮した。冒頭の4回転ルッツは回転不足となるも、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプで2・85点のGOE(出来栄え点)を獲得。3本目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷させた。「緊張することなく落ち着いて入れた。ルッツは回転が足りなかったので、明日(8日)のフリーではきれいなルッツを跳びたい」と振り返った。
6月末に行われたアイスショーで右足首を負傷。「中国杯からここまで時間はなかった」と苦笑いを浮かべるが、皮膚の上から衝撃波を照射する衝撃波治療などを敢行し、状態は上向いている。「自分の演技に集中していけたら」とフリーでも己を信じて戦い抜く覚悟だ。












