フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(7日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)では〝日本人対決〟に注目が集まりそうだ。
今大会の男子は、皇帝と称されたエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)以来となる3連覇が懸かる鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が本命。だが、GPシリーズ第2戦中国杯を制した佐藤駿(エームサービス・明治大)も出場する。戦友の活躍には鍵山も6日の取材で「一緒に滑れるのは楽しみだけど、駿も中国杯を優勝して自信もつけていると思うので、負けたくないのが正直なところ」と刺激を受けた様子を見せる。
鍵山と佐藤は、ともに2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表枠を争うライバルだ。それだけに、ある大会関係者は「鍵山選手と佐藤選手の直接対決は、NHK杯の盛り上がりにつながるのでは」と指摘。その上で「最初は鍵山選手が中心のイメージだったけど、中国杯で佐藤選手が勝ったので面白くなってきた。GPシリーズで勝った選手が、1人でも多くNHK杯に出てくれるのはありがたいかぎり」と感謝を口にした。
GPシリーズ、その先の上位6選手で争うGPファイナルの結果は、ミラノ・コルティナ五輪の代表選考にも大きく関わる。初の五輪切符を狙う佐藤は、同日の取材で「深く考えずに自分の演技に集中したい。出だしがよかったので、2戦目もその流れでいい演技ができるように頑張りたい」と力強く宣言。大舞台を巡る争いは、大会の熱気を高めてくれそうだ。












