阪神・藤川球児監督(45)が、6日に高知・安芸市で行われている秋季キャンプでヘッドコーチ就任が決定した和田豊一・二軍巡回コーディネーター(63)への厚い信頼を口にした。

 球団創設91年目にして悲願の連覇を目指す新たな組閣が始動する。「和田ヘッド、藤本総合と安藤チーフ、小谷野、筒井といますけどもオールタイガースで2リーグ制後90年間一度もできなかった連覇。これを突き破るには全勢力をかけて勝ちに行く」と力強く宣言した。

 藤川監督が強調したのは〝組織一体〟の姿勢。今季はヘッドコーチを置かずに1年を戦い抜き、チームを史上最速でリーグ優勝に導いた。しかし2年目のシーズンは「迷いやすい」とも語る。そこで選んだのが、2012年から15年まで監督を歴任した経験豊富な和田豊氏だった。

 指揮官は「和田さんは1年間コーディネーターとして1、2軍を通して見てくれていた。寡黙だけど粘り強く選手を見ながら、景色が見えている方」とし、「快くお受けいただいて。明日、あさってには(安芸に)入ってきていただく」と感謝した。

「連覇をするということが最重要課題。そのために1歩1歩進まなければいけないですから。全体の青写真っていうのは描こうと思ったら簡単なんですけれど、そうではないと思いながら進むことが非常に重要ですから」と表情を引き締めた虎将。〝火の玉流新体制〟で虎の歴史に新たな1ぺージを刻む。