阪神が6日、来季から和田豊一、二軍打撃巡回コーディネーター(63)をヘッドコーチに配置転換することを発表した。
この日、西宮市内の球団事務所で会見に臨んだ和田新ヘッドは「監督というのはもう本当に決断の連続。その中で迷うこともあると思いますので、その都度背中を押したいと思います」と監督経験者ならではの視点で、藤川監督をサポートする決意を表明した。
和田コーチはこれまで阪神で、さまざまなポジションを経験。1984年ロス五輪で金メダリストとなり85年から阪神でプレー。2001年に現役通算1739安打という実績を残し指導者に転身した。一軍打撃コーチを中心に実績を積み、12年からは4シーズンにわたり監督を経験。14年にはCSファイナルで巨人を4連勝で下し球団史上初のCSチャンピオンにチームを導いた。その後はフロント入りし23年に二軍監督として現場復帰、今季はベンチにも入り攻撃面で藤川阪神を支えていた。
過去の経験では「できなかったこと、反省点、今でももう鮮明に覚えてます」と話す和田ヘッド。元監督だからこそ、先回りで一手先を助言することも可能だ。「1シーズン長いんで、そこでやはりヘッドコーチとして、いいアドバイスというか、声をかけられるように」と全面サポートするつもりだ。
今季史上最速リーグ優勝をぶっちぎりで果たした藤川阪神だが、ヘッドコーチは置かず藤本総合コーチ、安藤投手チーフコーチと主に作戦面を吟味してきた。来季はコーチ陣の負担軽減とともに、頼もしい監督経験者のヘッドを置くことで藤川監督の采配に磨きがかかることが期待される。
ソフトバンクに敗れ、逃した日本一を取り戻すため経験豊富な参謀が藤川阪神を支える。












