ドジャースの大谷翔平投手(31)が打撃不振から抜け出したのは登板日と翌日に休養した効果か。ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」は18日(日本時間19日)、「デーブ・ロバーツ監督と大谷翔平、休養日の有効性について見解分かれる」と題した記事を掲載。ロバーツ監督と大谷の間で、“休養日”に対する捉え方に違いがあることを伝えた。

 大谷は17日(同18日)の敵地エンゼルス戦で5打数3安打2打点。4月27日(同28日)以来となる今季3度目の3安打をマークし、2試合連続マルチ安打と復調ムードを漂わせた。エンゼルスとの3連戦では13打数6安打、7打点、二塁打2本、三塁打1本と大暴れ。4月29日(同30日)以降の11試合で42打数6安打のスランプ状態から脱却した。

 その要因について、ロバーツ監督は試合後、「彼はリフレッシュして見える」とコメント。今季は二刀流出場した3試合で10打数1安打、翌日は12打数1安打と振るわなかったことと、6号まで12試合60打席、7号まで12試合53打席とアーチが出なかったため、直近3登板は投手専念で起用。13日(同14日)の敵地ジャイアンツ戦で7回4安打無失点で3勝目を挙げると翌14日(同15日)は休養日とした。

 ロバーツ監督は「打席の内容も、より粘れていると思う。スイングもいい状態になってきている。無理に強振してスイングスピードを作り出そうとしていない。最後の打席だって、“正しい打席の入り方”のお手本みたいな内容だったよ」と、大谷の復活に手応えを感じていると語った。

 しかし、同サイトはこの件で「ロバーツ監督は、大谷が打者として2試合連続で休養したことで好影響があったと感じている一方、4度のMVPに輝く大谷本人は、必ずしも同じ考えではないようだ」と指摘。

 17日の試合後、休養日の効果について問われた大谷は「打撃の感覚自体は、登板前にいい感触があった。オフ日より、そちらの方が助けになった」と通訳を介して説明。さらに「姿勢やセットアップが、自分の成功のかなり大きな鍵になっている」とも語り、不振脱却の要因を構えの修正にあると説明。もっとも休養日を与えられたことを否定していない。

 同サイトの公式X(旧ツイッター)にも「人為的な論争を仕組んでいる」「今日はニュースが少ないようですね」「何もない」と冷ややかなコメントが寄せられている。

 次回登板の20日(同21日)の敵地パドレス戦は二刀流で出場予定。史上初となるポストシーズンまでの“フルシーズン完全二刀流”をやり抜き、ワールドシリーズ3連覇が大谷の目標だ。休養日が正解かどうか、シーズン終了後に明らかになる。