米スポーツサイト「スポーティング・ニュース」は12日(日本時間13日)に11試合51打席ノーアーチと深刻なスランプに陥っているドジャースの大谷翔平投手(31)の問題点を指摘した。

「ソーシャルメディアのトップ野球統計家の一人、@JayHaykidは昨年から今年にかけて非常に憂慮すべきデータを明らかにした」

 同氏のX(旧ツイッター)「ナゲット・シェフ(nc)」によると、2025年と今年を比較した場合、WRC+(打席当たりの得点創出の多さの指標)の低下は7番目、ハードヒット率の低下は6番目、バレル率(長打が出やすい打球速度と角度の組み合わせ)の低下は8番目、プル率の増加は7番目にそれぞれ大きく、ゾーンスイング率はキャリア最低だ。

 同サイトは「大谷は(ストライク)ゾーン内の球種に対して最もスイングが少なく、ボールを引っ張る傾向が高く、強い打球が打てていない。これはスイングのリズムを崩していることを示唆している。大谷が攻撃性を失っていることから広角に打てていないのかもしれない。カウントを追い込まれると焦って手を出して引っ張ってしまう」と指摘した。

 また、ncのXはフライボールのデータが悪化していると明かした。24~25年は打率4割2分4厘、長打率1・536、平均打球速度99・9マイル(約160・8キロ)、ハードヒット率74・2パーセントだったが、今年は打率2割8分6厘、長打率0・857、平均打球速度96・3マイル(約155キロ)、ハードヒット率59・5パーセントと低下。昨年10月27日から投手有利のカウント(2ストライク後)で203打席、本塁打を放っていないという。

 11日(同12日)のジャイアンツ戦は2度の得点機を含み5打数無安打、2三振。試合後、ロバーツ監督も「焦りすぎだと思う」と指摘。打者として休養日を設けることを示唆。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者は12日に自身のXに「大谷は木曜日に打席に立たないとロバーツ監督は語った。水曜日の先発登板で大谷を打席に立たせるかどうかはまだ検討中だが、投手として登板させる方向で考えているという」と投稿した。トンネルから1日も早く抜け出すことを日米のみならず世界中の野球ファンが願っている。