フィギュアスケート女子で2018年グランプリファイナル覇者の紀平梨花(トヨタ自動車)は〝努力〟できる喜びを噛みしめている。
西日本選手権兼全日本選手権アイスダンス予選会2日目(2日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーダンス(FD)ではリフトなどにミスが出て、77・13点にとどまり、合計136・74点で3位だった。表彰台には上ったが、紀平は「やっぱりミスが許されない。まだ基礎が身についていないので、ミスがどうしても多くなってしまうのは仕方ないけど、アイスダンスの難しさを改めて実感したし、まだまだ目指しているところにはたどり着いてない段階」と厳しめに振り返った。
ただ、2022年北京五輪シーズンに右足首を故障。23~24年、24~25年シーズンは全休を余儀なくされた。滑られない悔しさを知るからこそ「頑張れることが幸せ。頑張れないことがつらかったし、トレーニングができていない自己嫌悪だったり、そういう気持ちがすごく強くて、すごい苦しい時期がずっと続いていた。今はつらいなとか、しんどいなとなれる毎日がすごく幸せ」と感慨深げに語った。
カップルを結成して約1か月。課題は山積みだが「全然苦ではないので、楽しく上を目指してやっていきたい」。30年フランス・アルプス地方で開催される五輪へ、貪欲に己を磨いていく。













