フィギュアスケート男子でグランプリ(GP)シリーズ第2戦中国杯覇者の佐藤駿(エームサービス・明治大)が〝衝撃波治療〟で復活だ。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪イヤーの今季は6月末に行われたアイスショーで右足首を負傷し、苦しい船出を余儀なくされた。超音波治療や電気治療を行ってきたが、医者の勧めで中国杯前に皮膚の上から衝撃波を照射する〝衝撃波治療〟を敢行。「今までで一番痛くて大丈夫かなと思ったけど、すごい効いた。中国杯は痛み止めを飲まなくてもいいくらいだった」と状態が上向いたという。

 27日には成田空港へ帰国。「治療をちょっと変えたらすごい足の状態が良くなった。本番は(不安が)ゼロに近い状態でできたので、その分、精神的にすごい楽になったというか、久しぶりに何もなくスケートができた」と振り返った上で「中国杯を終えて不安が自信に変わった。この調子を崩さないようにしたい」と手応えを口にした。

 次戦はGPシリーズ第4戦NHK杯。「全日本選手に向けて、すごい大事な試合だと思っている。去年の全日本の会場(東和薬品ラクタブドーム)で試合が行われるので、去年のリベンジといった意味でもいい演技をしたい」ときっぱり。真冬の祭典への切符をつかむべく、NHK杯で弾みをつけることはできるか。