ドジャース・山本由伸投手(27)が25日(日本時間26日)のブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦(ロジャースセンター)を1失点完投し、ポストシーズン2試合連続完投の偉業を成し遂げた。

 静まり返る敵地で捕手スミスと笑顔でハイタッチを交わした。序盤は走者を背負う苦しい投球となったが、尻上がりに安定していった。初回にスミスの先制打で援護をもらい、3回に一死一、三塁からカークの中犠飛で同点とされるも4回以降はカーブを有効に使ってパーフェクト投球。7回にスミス、マンシーの一発で勝ち越すと、8回は三者三振。9回は主砲のゲレロを一塁ゴロ、カークを中飛、バージョを三飛に仕留め、5―1とチームを1勝1敗のタイに導いた。

 9回を105球投げて4安打1失点、8奪三振、1死球。イニング間のベンチではプライアー投手コーチと相手打者のデータを入念にチェックし、昨日14安打、11得点された強打線を犠飛の1点だけに抑えた。山本は「素晴らしかったと思う。死球から失点もあったけど、冷静に投げれたのでよかったと思う。落とせない一戦だったんで1勝1敗でロサンゼルスに戻れたらもっといい流れになる。いいところでカーブを使っていけた。その分、スプリットも有効に決まった。投球の幅を広げれたと思う」とNHKのインタビューに答えた。

 ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング(ダイヤモンドバックス)以来の快挙となり「準備がしっかりできて、いろんな方の支えがある。ここでいいプレーができてよかった」。タイスコアに戻し、27日(同28日)から本拠地で第3戦に向かう。