伊藤道場16日の新宿フェイス大会でスターダムのさくらあや(29)がアウェーリングの洗礼を浴びた。

 さくらはこの日、梨杏(スターダム)と組んでT―HEARTSの豊田紗也夏&叶ミクと対戦した。本来この試合は豊田ではなくエボリューションのChiChiが出場する予定だったが、12日のマーベラス新木場大会で鼻骨を骨折したことにより欠場となった。

 急きょ「スターダムvsT―HEARTS」の様相を呈した試合は、そう絶な意地の張り合いとなった。さくらが豊田と叶の2人にまとめてまわし蹴りを見舞えば、豊田にフィッシャーマンスープレックスで返されるなど両者一歩も譲らない。

 一進一退の攻防は梨杏と叶の丸め込み合戦に発展。梨杏が叶にボディースラムを叩き込んだ所で15分時間切れの引き分けとなった。

 バックステージでさくらは「今日スターダムを背負ってここに来たのでめちゃくちゃ悔しい。アウェーの渦に飲み込まれてしまった」と唇をかんだ。

 試合中は豊田と叶に絶えず熱烈な声援を送り続ける観客の姿が見られた。「叶ミクのファン? T―HEARTSのファン?にめちゃくちゃうるさいやつがいてめちゃくちゃ腹が立った。あいつに自分のペース乱されたのがめっちゃ悔しい」と振り返った。その上で「次T―HEARTSのアイツらと当たるときは、うちらが圧勝してあのファンに何にも言わせないようにしようね」と梨杏に呼びかけ闘志を燃やしていた。

 最後は「スターダムのファンの力をいつも借りてるんだなとすごく痛感しました。自分たちへの声援が少ない時でもしっかりと勝てる選手になっていかなきゃな」と気合を入れなおし、控室へ引き揚げていった。