新日本プロレスのIWGP女子王座を保持する〝太陽神〟Sareee(29)が、挑戦者・朱里(36)とのV4戦(13日、新日本・両国国技館)へ闘志を燃やしている。

 米国・ROHのフロリダ州レイクランド大会(9日=日本時間10日に放送)でAEWのアレックス・ウィンザー(31=英国)を激闘の末に撃破し、3度目の防衛に成功。13日の新日本プロレス両国国技館大会で行われるV4戦では今年6月のスターダム・代々木大会で破った前王者の朱里を迎え撃つことが決まった。

 米国での防衛戦を振り返ったSareeeは「相手はこの前、朱里に挑戦したばかりのアレックスだったので、短期間で挑戦できることに疑問があったんです。でも、試合始まった瞬間から『このベルトへの思いがある選手なんだな』と思ったし、『そういう選手が世界にもいるんだな』っていうことがうれしかったし新たな発見にもなりました。結果、防衛して日本に帰ってこられて良かったです」と笑顔を見せた。

12日はマーベラスの新木場大会に参戦したSareee(奥)
12日はマーベラスの新木場大会に参戦したSareee(奥)

 Sareeeにとって米国で試合をしたのは、2023年3月のWWE退団以来初だった。「このベルトを持ってまた米国のリングに戻ってくるということは、私のやらなきゃいけないことの一つだった。これをきっかけに次こそは戦いたい相手として名前を挙げてきたアテナやトニー・ストームとの王座戦は必ず実現させたいと思いましたし、新た目標ができたので、ここでベルトを落とすわけにはいかない」と語気を強める。

 同試合は新日本のビッグマッチ第1試合を務めることが決定。Sareeeは「このベルトのチャンピオンになってから新日本プロレスのリングに上がるってことは目標の一つだった。今まで積み重ねてきたものをこの舞台で発揮して、新日本プロレスや世間の人たちに『IWGP女子のベルトは、これだけの価値があるベルトなんだ』ってことをしっかり証明したいと思ってます」と意気込む。

 そして02年5月に行われた新日本の旗揚げ30周年記念東京ドーム大会では、全日本女子プロレスの提供試合(堀田祐美子&豊田真奈美 vs 中西百重&伊藤薫)が同大会を盛り上げたという過去を引き合いに出したSareeeは「師匠の伊藤さん、堀田さんとか関係者の方から当時のお話を聞いたことがあって。会場がものすごい盛り上がって、当時アントニオ猪木さんが『全女が試合を食った』と言っていたとか。その伝説を私たちが受け継がないといけないと思うので。第1試合から、私たちが全部食う試合を見せつけます」と決意を明かした。