ドジャースはレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)をスイープし、フィリーズとの地区シリーズ進出を決めた。
1日(日本時間2日)のWCS第2戦を8―4で振り切って連勝。先発した山本が7回途中まで113球を投げて4安打2失点、9奪三振と好投すれば、4点リードの9回からポストシーズン初登板を果たした佐々木朗希投手(23)が三者凡退に抑える圧巻の投球で試合を締めた。
シーズン中は守護神・スコットがセーブに10度失敗するなど救援陣は散々。そこへ一筋の光をもたらした佐々木は多くの米メディアから救世主として扱われた。ただ、4日(同5日)から敵地フィラデルフィアで行われるフィリーズ戦をはじめ、今後の戦いへ不安がなくなったのかといえば、そうでもないという。
米誌「スポーツ・イラスト・レイテッド」は2日(同3日)、「フィリーズが重大な弱点を突いて注目のNLDS(ナ・リーグ地区シリーズ)を制する可能性がある」と伝えた。
その「弱点」とはズバリ、佐々木が輪に加わったリリーフ陣だ。同誌は「WCSで一つの重大な弱点を露呈した。9失点のうち5失点を救援陣が喫した。2試合合計でわずか4回1/3というイニングにもかかわらずだ」と指摘している。第1戦は10―5で大勝したものの8回に登板したベシアが2失点でエンリケスが1失点。2戦目も先発から救援に回っているシーハンが2失点を喫した。
そのため同誌は「日本人ルーキーの佐々木朗希はエリート級の投球を披露したが、他の救援投手陣は安心させる要素がほとんどない」と手厳しく、シーズン中の救援防御率4・27を引き合いに「試合を締めくくる能力に深刻な問題を抱えている。この課題はレッズ戦でも改善されなかったようだ。攻撃力が高いフィリーズとの対戦を控える投手陣のぜい弱性が深刻な打撃を与える」とバッサリだった。
2年連続のワールドシリーズ優勝を目指すドジャースの試練は今後も続きそうだ。












