新日本プロレス28日の神戸ワールド記念ホール大会で行われたIWGPタッグ選手権は、Yuto―ICE(28)とOSKAR(27)の「ノックアウトブラザーズ(K.O.B)」がタイチ(45)、石井智宏(49)組を撃破し第111代王者に輝いた。
今年8月に海外武者修行から凱旋帰国したばかりの若きタッグチームが、一発で勲章を手に入れた。一進一退の攻防が動いたのは10分過ぎだ。合体技K.O.B(合体式ツームストーンパイルドライバー)を防がれた挑戦者組は、OSKARがタイチのデンジャラスバックドロップを浴びてしまいICEが孤立。合体式パイルドライバーを石井に決められて窮地に陥った。
さらにICEは王者組にブラックメフィストの体勢からの垂直落下式ブレーンバスターを狙われたが、間一髪でOSKARがカット。タイチをネックハンギングボムでKOすると、石井を変型バスターでマットに叩きつける。最後はK.O.Bで石井を沈めて初挑戦初戴冠を果たした。
試合後のリング上には海野翔太と上村優也が登場。海野から「お前ら、ケンカしたいんだろう? 俺と優也からケンカ売りに来たぞ。俺らがケンカできるかどうか、試してみろよ」と挑戦表明を受けると、ICEが「お前らみたいな〝いい子ちゃん〟が何を調子に乗っとんや。やりてえのか。いいよ、やってやるよ」と応戦し初防衛戦での激突が決定的となった。
ICEにとっては上村も因縁の相手だ。「2021年2月14日、デビュー戦? あの日によ、俺はお前に人生を狂わされた」と、左肘を負傷しわずか52秒でレフェリーストップ負けとなったデビュー戦を回想。「俺はよ、一日たりとも忘れたことはねえぞ。テメーのツラ見てると左ヒジがうずいてならねえ。ツケの清算はよ、俺がしてやるよ」と宣戦布告していた。













