新日本プロレス28日神戸大会で「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(27)とのV2戦に臨むIWGP世界ヘビー級王座戦に臨む王者・ザック・セイバーJr.(38)が、挑戦者を一刀両断した。

 ザックは27日、神戸市内で公開調印式で成田と対峙。「成田、お前の相棒のあのプッシュアップバーを黒く塗ったのはお前なのか? もしそうならお前にはアートのセンスがある。プロレスがダメならアートの仕事をおすすめするよ」と先制ジャブを放ちつつ、余裕をのぞかせた。

 ザックは昨年のNEW JAPAN CUP、そして今夏のG1クライマックス公式戦で成田に敗北を喫している。それでも防衛への自信は揺るがない。「お前は明日、本当に王者になるつもりがあるのか? お前がH.O.Tに入って2年。いまだにEVILの影に隠れて、何も成し遂げていないんじゃないのか? 俺もTMDKを発足して2年になるが、G1を制し、東京ドームのメインも2日連続で務めた。この違いが明日、自然と結果となって現れるだろう」と言い放った。

 H.O.Tは新日本マットを長年にわたって荒らし回っており、今回の王座戦でもセコンド介入をはじめとした反則まがいの戦法が予想される。それでもザックは「H.O.Tの試合を見続けることほど苦痛なものはないと思う。それ以上の苦痛があるとしたら、H.O.Tと戦うことかな。俺はH.O.Tの試合を見てきて、両目の視力が落ちかけた。幸運なことに北海道でニンジンをたくさん食べてそれを免れたので、明日の試合が楽しみだ」と意に介さず。

 さらに「彼らのやり方を逆手にとって、会場の電気を消してしまってライトアウトマッチにしてやろう。視力が低下しかけたけど、ニンジンをたくさん食べて回復したから俺は大丈夫。逆にH.O.Tのヤツらは暗闇で見えない。その中で戦ってやろうかな」とうそぶきつつ、ニンジンに含まれるβ-カロテン(ビタミンA)への絶大な信頼をのぞかせていた。