阪神・石井大智投手(28)が、24日のファーム・広島戦(SGL)の6回に2番手で登板。17日ぶりの実戦のマウンドとなったが、藤川球児監督(45)、藤本敦士総合コーチ(48)らも見守る中、キレのある直球を軸に赤ヘル打線を翻ろうした。

 先頭・渡辺に対してカウント1―2から152キロの直球で見逃し三振。さらには続く田村も渾身のシンカーで空振り三振に切って取った。「真っすぐの質だったり、投げ切れたと思うので。感覚的にはすごくよかったですね」と汗を拭った。

 だが二死から磯村は2球で追い込みながらも、最後はやや浮いたフォークで左飛。「最後が浮いているので、しっかり投げ切らないといけない。ボール(カウント)に余裕があるので、レフトフライではダメだなという感じ」と反省も忘れなかった。

 史上最速優勝が決まった翌日の8日にリフレッシュなどを目的に登録を抹消され、調整を続けていた右腕。ここまで47イニング連続無失点とし、藤川監督の持つ球団記録まであと2/3としているが、「どんな手を尽くしても取られるときは取られるので、あまり考えていないです」とキッパリ。

 今後に向けて「CSに向けての登板になるので、技術的にもそこに向けてできなきゃいけないこともありますし。(残り試合も)ただの消化試合ではないし、チームの力になれるようにやっていきたいです」と言葉に力を込めた。