女子プロレス「マリーゴールド」のシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」を初制覇した青野未来(35)が、一夜明けて胸中を明かした。

 優勝決定戦(14日、後楽園)でビクトリア弓月を撃破し初優勝。取材に応じた青野は「たくさんの方にお祝いの言葉をいただいて、今までの悔しさが全部無駄じゃなかったなって。応援してくれるみんなの支えがあったからこそ優勝できました」と感謝を述べた。

 2017年6月にアクトレスガールズでデビュー。キャリア9年目で初めてリーグ戦制覇の栄冠を手にした青野は「デビューしてから全然思うようにいかなくてずっと『なんか惜しいよね』って言われ続けてたんです。ある時、当時の代表から『もう期待するのやめる』って言われて、その言葉がすごく心に刺さってプロレスを辞めようと思った時もありました。でも、まだもうちょっと頑張ろうって思ってやってきた。ここまでプロレスを続けてきてよかったなと思いました」と感慨深げな表情を浮かべた。

 次なる目標は林下詩美が持つ団体最高峰のワールド王座だ。「この前も(彩羽)匠さんと56分もあんなすごい試合をしていた詩ちゃん(詩美)のことは本当にリスペクトしてます。ただ、いつもすかして余裕ぶってる姿はムカつきます」と静かに怒りをあらわにした。その上で「団体の一番のベルトなのに、今ワールド王座に挑戦したいって言ってる人が他に全然いないっていうのは、ちょっとベルトが寂しがってるんじゃないかな?と思います。だから私があのベルトを両国国技館で巻いて人気者にしてあげないと」と10月26日両国大会での挑戦を希望した。

「去年の旗揚げ戦の光景が忘れられないんです。あんなにお客さんが満杯に入って大歓声が上がって…。私がこれからマリーゴールドの中心になって、毎回後楽園を満杯にできるように頑張りたいと思ってます」。青野が団体の新しい顔になる。