女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・青野未来(35)が、前王者・林下詩美の退団発表を受けて胸の内を明かした。

 両者は25日の後楽園大会で激突し、青野がレッド・センセーションで詩美を沈め、同王座のV3に成功。そして、試合後に詩美が来月23日の大田区総合体育館大会をもって、同団体を退団することを電撃発表した。

 バックステージに現れた青野は「防衛したのに、こんな気持ちで終わるなんて思ってもいませんでした」と吐露。「なんて言葉を言ったらいいかわからないけど、詩美が決めたこと。それは私自身にも責任があると思うし、多分もう決めていることだと思うので。引き留めることもできないんでしょうけど」と涙ながらに語った。

5・23大田区大会限りの退団を表明した林下詩美
5・23大田区大会限りの退団を表明した林下詩美

 マリーゴールドは2024年5月に旗揚げされた。しかし、シングル2冠の岩谷麻優や、期待の若手のビクトリア弓月などケガ人が続出している。20日にはヒザの負傷で長期欠場中だった勇気みなみの退団も発表された。

 団体が苦境に立たされる中で、青野は「正直キツいです。ケガ人が続いてしまったことも、詩美を失うのがマリーゴールドにとって本当にキツいです。大きいです」と打ち明ける。「だけど絶対に私は負けないし、詩美から今日(ベルトを)守ったので。詩美の分も、私はより強くなってこのマリーゴールド(のリング)で立ち続けます」と、団体最高峰王者として力強く語った。

 ピンチを迎えた黄金の花園で〝エース〟の底力を見せられるか。