女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座を保持する〝超貴婦人〟桜井麻衣(35)が、無念の終戦を迎えた。

 14日の東京・後楽園ホール大会で行われたシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」スターリーグ最終公式戦では前同王者の青野未来と激突した。前年度準優勝者のここまで4勝2敗勝ち点8の桜井は、4勝1敗1分けの勝ち点9で単独首位の青野を追いかける状況。この試合で超貴婦人は勝利しなければ優勝決定戦への道は断たれる崖っぷちに立たされていた。

 試合が始まるとグラウンド戦でお互いの力を確かめ合った2人は、一進一退の攻防を展開。残り試合時間が3分を切ると両者の勢いはさらに増していった。

 桜井がコーナーからフランケンシュタイナーを狙うと、青野に阻止され雪崩式スタイルズクラッシュをくらい会場は騒然。それでも超貴婦人はバックドロップからのSTKで反撃に出る。さらにSTFで絞り上げたが、残り試合時間が30秒を切ったところで切り抜けた青野にクロス式STFで締め上げられ追い込まれてしまった。だがここで試合時間終了のゴングが鳴り、15分時間切れ引き分けとなった。

 この結果により桜井の予選敗退が決定。優勝決定戦には青野が駒を進めた。バックステージに現れた桜井は「優勝しかみてなかったので…悔しすぎて涙も枯れてしまいました」と肩を落としつつ「でも私は青野未来に絶対に優勝してほしいと思います。優勝したらいつかは林下詩美の持つ赤いベルトに挑戦するのかな? もしそのベルト取ったら真っ先に私に挑戦させろよ」と早すぎる挑戦表明を叩きつけた。