昨季、世界一となったドジャースで胴上げ投手となったフィリーズのウォーカー・ビューラー投手(31)が〝ロボット審判〟を否定した。
7月のオールスターゲームで導入された自動判定システム(ABS)は画像処理でストライク・ボールを判定するもの。2021年からマイナーリーグで導入され、今春キャンプでは複数の球場で試験運用され、来年からレギュラーシーズンでも正式採用されると言われている。
ビューラーは新天地となったフィリーズで初勝利を挙げた12日(日本時間13日)の本拠地ロイヤルズ戦の試合後、地元フィラデルフィアのスポーツ専門サイト「オンパティソン」の取材に応じ「不正確だと思う。ほとんどの球場では、実際にはプレート上にさえ表示されていない。特定の方向や特定の球場をずらしているだけだと思う」と、このシステムには技術的欠陥があると批判。
「ABSシステム自体は非常に良いアイデアだと思う。プレート上のどこに設置すればいいのか、球場の角度に関してどのように正しく機能させるのか、全く分かっていないと思う」と続けた。
投手、打者、捕手が判定に不満がある場合、球審に異議申し立てができ、1試合2回のチャレンジ権が与えられる。誤審の比率は3・7パーセントとされるが、右腕は「人間的要素はこのスポーツにおいて非常に大きな要素だと思う」とも述べた。
ビューラーはドジャースで先発の一角として活躍。昨季はヤンキースとのワールドシリーズ第3戦で勝利投手となり、第5戦では9回を三者凡退に抑えて胴上げ投手となった。オフにFAとなりレッドソックスに移籍も7勝7敗、防御率5・45と苦戦し、8月29日(同30日)に解雇され、31日(同9月1日)にフィリーズとマイナー契約を結んだ。











