ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が13日(日本時間14日)、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦に先発。3回5安打4失点で降板し、今季11勝目はならなかった。

 この日は初回から1点の援護をもらったが、直後のマウンドで苦戦を強いられた。自身の四球も絡んだ上に痛打され、3本の適時打と内野ゴロの間にいきなり4点を失った。この回だけで36球を要し、2回も21球、最終的にビハインドのまま67球を投じて4回からリリーフ陣にバトンを渡した。

 カーショーは2006年のドラフト1巡目(全体7位)でドジャース入り。3度のサイ・ヤング賞(11、14、17年)に輝くなど数々のタイトルを獲得したが、左肩のリハビリで出遅れた昨季はわずか2勝に終わった。「限界説」がささやかれながらも今季は見事に復活し、7月には史上20人目となる通算3000奪三振も達成した。

 そして来年3月には38歳を迎える。自身が出演した米ポッドキャスト「Almost Athletes」の中で自身が描く未来図をこう明かしていた。「毎オフシーズン、(妻の)エレンと話し合って翌年の計画を立てているんだ。ここ数年はシーズンを終えてから家族の状況を確認してから計画を立てている」。引退する時期の見通しについては未定とした。

 もちろんカーショーほどの実力者、功労者であれば後進のため指導者となる可能性は十分ある。ただ、本人は「コーチ業は移動スケジュールが(現役生活と)ほぼ変わらないのでとても厳しい。少なくとも引退して数年間は家にいて子供たちと過ごす必要がある」と消極的だった。

 試合に遠征は付き物。選手生活にピリオドを打った後、しばらくは家族との時間を最優先にしたい考えだ。