ドジャース・山本由伸投手(27)が12日(日本時間13日)に敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に先発し、7回1安打1失点、10奪三振の快投も実らず12勝目を逃した。

 前回登板した6日(同7日)のオリオールズ戦は9回二死まで10三振を奪ってノーヒットノーラン投球。8月31日(同9月1日)のダイヤモンドバックス戦も7回4安打1失点、10奪三振で山本は3試合連続で2桁奪三振を継続している。しかし、すべての試合で打線の援護に恵まれず、8月24日(同25日)のパドレス戦以来、勝ち星から遠ざかっている。

 米スポーツデータ提供企業「オプタスタッツ」は、山本の好投がいかに台なしにされているかを示す〝証拠〟を示した。同社の公式Xによると「山本由伸は現代野球(1901年以降)、3試合連続で30三振以上を記録し、かつ走者を10人未満(安打、四球、死球)しか許さなかったにもかかわらず勝利を挙げられなかった初の投手となった」という。

 懸命に腕を振り続けても個人成績と連動しないばかりか、ジャイアンツ戦も山本が降板した後に登板したトライネン、スコットの救援陣が勝ち越しを許してチームは敗れた。不運なデータを引用した「クラッチポインツ」も「山本由伸は喜ばしくない歴史的記録を達成した」と同情的。好投に報いるためにも打線と救援陣の奮起が求められる。