テニスの4大大会、全米オープン女子シングルス準々決勝(3日=日本時間4日、ニューヨーク)、世界ランキング24位の大坂なおみは世界13位のカロリナ・ムホバ(29=チェコ)に6―4、7―6(7―3)で競り勝ち、優勝した2020年以来5年ぶり、23年の出産後は初の4強入りを決めた。

 2年前はスタンドで観戦していたという大坂は「大きな意味がある。自分が泣いていないことに驚いている。このコートでもう1度プレーしたいと思っていた。夢がかなった気分です」などと語った上で、昨年の2回戦で敗れた相手だったことに「彼女は世界最高の選手の一人で、いつも難しい試合になる。昨年負けたときは悔しかった」とし、リベンジを果たして満面の笑みを浮かべた。

 今大会を中継する「WOWOW」でリポーターを務める元プロ選手の松岡修造氏は番組内で「なおみさんは正しいプレーで勝ってリベンジしました。昨年の〝大坂なおみ〟にもリベンジできた。それくらい価値のある試合だった」とし「表情をみればわかると思いますけど、集中して禅を組んでいるような、なおみさんがいましたよ。出産をへて、さまざまな経験をして、タフになったなおみさんだったからこそのプレーだった」という。

 全米オープン3度目の優勝を狙う大坂は準決勝(4日=同5日)でアマンダ・アニシモバ(24=米国)と対戦する。4大大会通算5勝目まで突き進むはずだ。