テニスの全米オープン女子シングルス2回戦(28日=日本時間29日、ニューヨーク)で世界24位の大坂なおみは同47位ヘイリー・バプティスト(米国)に6―3、6―1で快勝し、4年ぶり7度目の3回戦進出を決めた。

 試合後の記者会見で大坂は、前日にテーラー・タウンゼント(米国)がエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に勝利した試合後に、2人が激しく口論。その際、オスタペンコは「品格がない」「教養がない」と発言し、大きな波紋が広がっている件について「本当に難しいですね。白人が多数派を占めるスポーツにおいて黒人テニス選手に対する最悪の言葉の一つであることは明らかです」と語った。

 その上で大坂は「もちろん、テーラーのことは知ってますし、彼女がどれだけ努力してきたか、どれだけ賢いかも知っています。だから彼女が教育を受けていないとか、そういう人ではない」とし「正直に言うと、オスタペンコが言ったことは(これまでの発言の中では)それほどとっぴなことではないと思う。でも本当にひどかった。本当に最悪だった」という。

 オスタペンコは、SNSで試合中盤にネットに助けられたにもかかわらず、タウンゼントが「ごめんなさい」と言わなかったことが論争の原因と説明していたが、人種差別騒動として波紋が広がっており、今後の動向が気になるところだ。