新日本プロレスのIWGP女子王座を保持する〝太陽神〟Sareee(29)が、〝外野〟の声を黙らせる。
V2戦(9月6日、横浜武道館)では、スターダムのシングルリーグ戦「5★STAR GP」で15分時間切れドローに終わった鈴季すずを迎え撃つ。「新人の時以来久しぶりに戦って本当に別人になってた。リーグ戦で一番コイツ面白い選手だなって思ったし戦いがいがありましたよね」と不敵な笑みを浮かべつつ、挑戦表明時に鈴季から放たれた「Sareeeは強さしかなくて、何の面白みもない」という言葉には疑問を呈す。「私はデビューしてから強くなりたくて必死に戦ってきたから、今の強いことが悪いみたいな風潮がおかしいと思う。プロレスってみんな強くなりたくて勝ちたくてやってるはず。それぞれのやり方はあるにしても、一番大事な部分ってそこじゃないのって思うんです」。
そして故アントニオ猪木さんの提唱したIWGPの信念を貫くと語るSareeeは「IWGPのベルトは最強の人が巻くためのベルトだと私は信じてるし、王者としてそうしていかなきゃいけない。だから強いだけで何が悪いのって思いますし、それ以外も私は持ってるのでタイトルマッチで見せつけますよ」と宣戦布告した。
リーグ戦中には各会場でスターダムファンから大ブーイングを浴びせられ、極悪軍団「H.A.T.E.」の渡辺桃や小波が声援を集める逆転現象が起きマット界で賛否両論が渦巻いた。これにSareeeは「ブーイングに対していい思いはしてないけど、本来リングは怒りとか殺気がある場所だし、プロレスは賛否両論あってこそだと思う」と語った。その上で物議を醸した「本物のプロレス」について「『本物のプロレスって何?』って言われましたけど、私と戦うことによってお客さんがムカついてブーイングしてる。これってお客さんの心が本気で動かされているってことじゃないですか? この状況が本物のプロレスだと私は思うんです。まだ完璧ではないけど、少しずつ私のやりたい方向に動いてきてると思いますね」とニヤリ。
またファンから「対戦相手へのリスペクトがない」と言われたことにも反論。「リスペクトって私が戦って決めることでしょ? 私はリアルな感情でやってるから、リスペクトがあれば自然とそういう言葉になる。こっちがそう思えばそう言うから安心しろよって思います」。
応援してくれるファンの声援を力にV2戦へ挑む。「私にはSareeeのプロレスが一番だって言ってくれるファンの人たちがいる。その声に応えたいですし、いつかは大ブーイングを大声援に変えてやります」と力強く語った。太陽神から目が離せない。












