新日本プロレスのIWGP女子王座を保持する〝太陽神〟ことSareee(29)が、女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」に属する小波(29)を下し、初防衛に成功した。
真夏の祭典「5★STAR GP」に初出場したSareeeは、勝ち点11でブルースターズBブロックを1位で突破。準々決勝(20日、後楽園)に進んだが、渡辺桃に敗れて初制覇を逃した。その試合後に開幕戦(7月27日、大田区)で黒星をつけられた小波に黒スプレーを噴射&挑戦表明され、Sareeeは激怒しながら受諾。優勝決定戦が行われる23日の大田区総合体育館大会で小波を迎え撃った。
試合が始まると顔面を蹴られて場外に吹き飛ばされたSareeeは、客席にも投げ飛ばされてペースを奪われてしまった。リングに戻されてからもキャメルクラッチで絞り上げられ、小波の極悪殺法に苦しめられた。
それでも低空ドロップキックを炸裂させて反撃開始。コーナーで小波を踏み付けると、観客から大ブーイングを浴びせられた。観客に「うるせえな!」と絶叫したSareeeは鎌固め、卍固めで追い込んでいく。
15分過ぎ、ヘイトの悪の連係からパイプ椅子で殴られると、再びピンチに。開幕戦で敗れたトラウマの残るスリーパーホールドで執拗に絞め上げられ、窮地に陥った。
何とか立ち上がったSareeeは黒スプレーを持った小波に裏投げ2連発を発射。これをカウント2で返されたSareeeは驚いた表情を浮かべつつ、強烈な頭突きをお見舞い。最後は王者がリストクラッチ式裏投げを決め、3カウントを奪って見せた。
試合後、マイクを持ったSareeeは「おい、一夜限りのヒロインだったな、お前は! お前みたいなヤツが口だけって言うんだよ。わかったか?」と罵倒すると大ブーイングが巻き起こった。すると小波から「お前は初防衛でもこんなに嫌われてうれしいか? 私は、お前みたいなスターダムのリングをナメ腐ったヤツは、このスターダムから必ず追放するから覚えておけよ!」と吐き捨てられた。
これにSareeeは「お前が私をスターダムから追放したいっていうんだったら、私はてめえのことを女子プロレス界から追放してやってもいいんだぞ! スターダムファンでヘイトのことを応援している人には申し訳ないですけど、これが現実なんですよ」と言い切り、次期挑戦者を募った。
するとリーグ戦で15分時間切れドローを喫した鈴季すずから「お前が勝った時より声援がすごいよ。お前は強いね。お客さんもわかってるよね? でも、お前は強いだけなんだよ。強さ以外のものを持っていない。言葉のセンスもなければ面白みもない。そんなチャンピオンいりません!」と断言され、挑戦を表明された。
鈴季の挑戦を受諾したSareeeは、9月6日横浜武道館大会でのV2戦を要求。スターダムの岡田太郎社長も快諾し、王座戦が決定したSareeeは「5★STARドローで終わってから、てめえのことボコボコにしたくて仕方なかったんだよね。IWGP女子選手権2度目の防衛戦、私が必ず防衛するところを皆さん期待してください」と呼びかけ、リングを後にした。












