女子プロレス「スターダム」の真夏の祭典「5★STAR GP」を制した〝ブラックピーチ〟こと渡辺桃(25)が、今後の展望を激白だ。23日の大田区大会で行われた優勝決定戦では、かつてのタッグパートナーであるAZMを撃破し、悲願の初優勝を果たした。だが史上最多の32名が出場した今年のリーグ戦には違和感があったようで、不満が爆発。最後には、これから戦いたい意中の相手の名前も明かした。
8年連続9度目の出場でようやく手にした悲願の初優勝から一夜明けた24日、渡辺は会見に出席。その後は取材に応じ「正直、優勝して桃コールが起きた時にこれまでプロレスを続けてきてよかったと思ったし、ずっと(外から)見てたマントと王冠を初めて見たから、さすがにうれしかったね。うれしすぎて引退していいなってくらい思ったよ」と感慨深げ。「でも、まだまだやることあるから引退はしない。あと、あのマント、クソ暑いし王冠も変だし、すぐ落ちてくるからいいことはない」と悪態をついた。
喜びを語りつつ、多くの新人や若手を含む32選手が出場した今年のリーグ戦には不満もあったという。2016年から出場してきた渡辺は「昔は他団体とか海外からも強い人が来て、その時期になると控室から殺伐としててさ。すごい過酷だから、毎年ケガ人も出てたし、先輩たちが異様にピリついてて10代の時は夏が来るのが怖かった」と振り返りつつ、こう続ける。
「だから最強を決めるリーグ戦に誰でも参加できるって、5★STARの格が落ちたなって正直感じた。秒殺される人が出る意味ないだろ」。その上で、来年からの改善案を提示する。「5★STARに出るためのトーナメントをやってた時もあったから、結果を出してないヤツらはそこからだろ。弱い人同士の争いなんて誰が見たいんだよ。あと4ブロックも多いよな…最後の決勝トーナメントに出られた12人が最強だったと思うから、2ブロックにしてとりあえず来年は人数減らせよ」と熱弁した。
同リーグ戦覇者は、団体最高峰ワールド王座に挑戦するのが通例だが「私はそんなに焦ってないから、今はそのベルトに挑戦するとか言わない」と、今後について明言を避けた。渡辺は昨年ワールド、ワンダー、IWGP女子、STRONG女子王座など多くのベルトに挑戦。リベンジを果たしたい相手や王座が多くあるのも理由の一つだ。
今回は準々決勝でIWGP女子王者のSareee、優勝決定戦でSTRONG女子王者のAZMから勝利したため、実質〝2冠王者〟だと言い張る。「赤いベルト取った時から上谷(沙弥)とは戦いたいと思ってるし、メルセデス・モネも倒したいんだよね。今、全身隠れるくらいのベルトを持ってるみたいだし、あのベルト全部剥がしてやりたい。まあ、とりあえずどんなベルトが世界にあるのか調べてみるよ。ここからは私の時代だ」と、不敵な笑みを浮かべた。












