セ3位・DeNAのCS進出が危うくなりつつある。27日の阪神戦(横浜)に1―2で惜敗し、3カード連続の負け越し。4位の広島に1ゲーム差に迫られた。

 先発したエース・東は7回2失点(自責1)ながら、反撃は筒香の7年ぶりとなる3戦連発のソロだけに終わった。せめてもの光明は3戦4発となった筒香の復調。三浦大輔監督(51)も「しっかり本塁打を打ってくれたし、(日本球界復帰後)初めてだったサードの守備もしっかりやってくれた」とたたえた。

 残り28試合となり、復活した〝ハマの大砲〟をフル出場させる手もある。試合前に指揮官に聞くとこう語っていた。

「それは日々の状態を見ながらです。今の状態は確かにいい。だからと言って、全部フル出場させることはありません」。2打席連発をマークした前日26日の同戦でも5番に抑え投手の入江を入れ、交代させた。これだけ苦戦続きでも「いつも言っているように状態を見ながらです。選手みんながそうです」と選手の体調を最優先にする起用方針は変わらない。

 また、同戦で逆転2ランを食らい、敗戦投手となった入江に対して行ったケアからも番長特有の気配りがうかがえる。

「入江にはその日のうちに投手コーチに話をしてもらいました。よく聞かれるんですが、打たれたから役割を変えるわけではありません。もちろん結果も(判断材料)ですが、それを含めて総合的に判断する。それはもう毎日考えていますね」

 そうした三浦監督の目配り、気配りは入江だけでなく、ブルペン陣全体にも行き届いている。

「今、リリーフ陣は9人いるので、〝あがり〟を作りながらやっていますよ。すごい暑さもあるし、この時期に疲れていない選手なんていない。練習メニューについても投手コーチやトレーナーと相談してやっています」

 そう言いながら「無理をして出てもらっている選手もいる」と三浦監督は言う。この気配り采配と体調管理が最後のもう一踏ん張りにつながればいいが――。