東京女子プロレスの夏のシングル・トーナメント「第12回東京プリンセスカップ」の準決勝(17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)が行われ、荒井優希(27)が遠藤有栖(27)に敗れて昨年、一昨年に続き目前で優勝決定戦進出を逃した。

 念願の優勝を目指す荒井はボディーシザースやサソリ固めで攻め込み、キャメルクラッチで長時間絞られてもロープに逃げる執念を見せる。さらに磐梯山を狙ってトップロープに着地した遠藤をビッグブーツで場外に撃ち落とす非情さも見せ、2度目のサソリ固めで勝利に迫った。

 だが遠藤の粘りに前に決めることはできない。するとフルネルソンバスターからFinallyを狙ったところをスーパーキックで迎撃され、什の掟(じゅうのおきて=変型ネックブリーカー)の前に敗れ去った。

 無念の黒星に荒井は「いつもギリギリのところで勝てていたので、一番身近な存在…デビューも一番近いし、練習だったり、いろんなことを一番してきた存在なので…悔しいけど、でもそんな有栖ちゃんと準決勝まできて戦えたことが嬉しいという気持ちと『遠藤有栖、優勝しろよ』という気持ちです」と悔しさをにじませながらエール。

 さらに「3年連続でここまでは来れてるんですけど、これ以上の決勝にたどりつけたことがないので。次こそ、来年こそ確実にいきたいし、あとツーステップ…決勝にいった後に優勝するっていうツーステップあるけど。来年、両方叶えたいと思います」と来年の決勝進出と初優勝を誓った。