第107回全国高校野球選手権大会の第9日第1試合(14日、甲子園)は、仙台育英が開星(島根)を6―2で下した。
先制点を許して迎えた初回の攻撃で、一死一塁から土屋(3年)の中前打に相手中堅手が打球処理にもたつき一死二、三塁。川尻(3年)の右犠飛で同点に追いつくと、再び乱れた中継を見逃さなかった二走の土屋も生還し、逆転に成功した。3―1の6回には田山(2年)と原(3年)の連続適時打で2点を奪うなど中盤までに着実に点を重ね、8回には高田(3年)がレフトスタンドへ豪快なアーチをかけて6点目。点差を「4」に戻し、勝利を呼び込んだ。
先発した梶井(2年)は1―2の3回一死一、三塁のピンチを迎えてエース吉川(3年)と交代。後続を打ち取ってその回を無失点で切り抜けると、その後も安定した投球で6回途中4安打1失点。指揮官の期待に応えた。
須江航監督は「先発の梶井にしっかり対応してきたので拮抗する展開を予想しました。裏に幸い珍しく相手のミスが出て逆転できたのが大きかったです」と勝因を分析。継投を決めた理由には「よく天気で継投を例えるんですが、雨が降る前に傘を差すくらいの準備をしないと甲子園は思い通りの試合にならない」と明かし「吉川が狙い通り同点に追いつかれることなく進んだのが、中盤の攻撃につながったかなと思います」とエース左腕をねぎらった。












