イチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)らが背負った背番号「51」の永久欠番入りを受け、愛弟子であるマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(24)が10日(日本時間11日)に思いを明かした。

 記念セレモニーが行われた9日(同10日)の本拠地・レイズ戦では2打席連発となる22号2ラン&23号ソロを放つなど、師匠が見守る〝御前試合〟で大活躍したロドリゲス。この日行われた会見ではイチロー氏から「フリオが求めることには全部応えたいと思います。『外野でスローイング練習してくれ』って言われたらもう絶対に『ノー』とは言いたくないですよね」。だから毎日(トレーニングを)やるモチベーションもあります」とべた褒めされながら「生涯子弟関係」のラブコールも送られていた。

 その思いはロドリゲスも同じだ。ホームゲームでの試合前には2人でキャッチボールをすることがルーティン。ロドリゲスは「彼が『できるだけ長く君とキャッチボールができるように健康を保ちたい』って言ってくれたのを覚えているんだ。その言葉は僕にとってすごく特別だったよ。子供のころから彼のことを尊敬してきたからね」と今でも忘れられないイチロー氏からのメッセージを明かすと「あれだけ多くのことを成し遂げてきた人が『君のためにそこにいたい』と言ってくれるなんて、本当にうれしかった。僕がもっと成長できるようにいつも背中を押してくれるんだ」と語った。

 偉大なレジェンドの背中は大きい。愛弟子は師匠に質問したある日の秘話を回顧し「彼は史上最高の右翼手の一人だったよね。だから僕らが『ゴールデングラブは何回獲ったの?』て聞いたら『たったの10回だよ』って(笑い)。何でもないように「わずか10回ね」ってさ」と当時の〝イチロー節〟を懐かしんだ。