第107回全国高校野球選手権大会の第4日第1試合が7日、甲子園で行われ、今春のセンバツ準優勝の智弁和歌山は、同大会ベスト8の花巻東(岩手)に1―4で敗れた。

 あと1本が出なかった。3点ビハインドで迎えた9回に相手の失策から二死満塁の好機をつくったが、3番・奥がフルカウントから高めの直球に空振り三振に倒れた。力投を続けた相手先発・萬谷の前に最後まで粘りを見せたが、及ばず。智弁和歌山ナインは大粒の涙を流しながらグラウンドを引き揚げた。

 初回から先制するも、直後には2点を返されてリードを許す展開。5回にも先発・渡辺のけん制悪送球から得点を奪われると、6回にも守備のミスで追加点を献上し流れに乗れなかった。

 中谷仁監督(46)は、「(春の選抜準優勝は)通過点で、終わったことだということで練習をしてきた」としつつ、「萬谷くんを攻略できなかった。準備はしてきましたが、甲子園という舞台で発揮できなかった」と悔しげな表情を浮かべながら振り返った。

 春夏通算4度の優勝を経験している強豪校が早くも初戦で姿を消した。