ヤクルトの鈴木叶捕手(20)は4日の巨人戦(東京ドーム)でスタメンマスクをかぶり、3回にプロ1号3ランを放つなど3打数2安打4打点と爆発。チームは5―1で快勝し、12球団最速となる20勝到達に大きく貢献した。

 0―0の3回、並木の内野安打、サンタナの死球から生まれた一死一、二塁という好機で迎えた第2打席だった。相手先発・戸郷の投じた133キロの変化球を器用に捉えた打球は、燕党が待つ左翼スタンドへ。待望の1号アーチで値千金の先制点を挙げた。

 さらに2点リードの5回第3打席には、二死二塁からフェンス直撃の適時二塁打で1点を追加し流れをつくると、後続・内山の左前適時打で自身も生還。リードを4点に広げ、この日バッテリーを組んだ先発・奥川を援護した。

 背番号65は試合後「いいピッチングをして、でも援護がなかったりして、苦しくなっていた部分もあったので、なんとか先に点を取ってあげようという気持ちが強かった」と試合前まで白星をつかめずにいた先発右腕への思いを明かしつつ「(打った瞬間は)入るか分からなかった。本当にうれしかったです」と顔をほころばせた。