巨人・杉内俊哉投手チーフコーチ(45)が4日、ヤクルト戦(東京ドーム)で今季初先発した戸郷翔征投手(26)の投球内容に関して評価と課題を口にした。

 今季オープン戦で防御率9・00と振るわず開幕二軍スタートだった戸郷がこの日、今季初昇格、初先発。3回に、入団3年目20歳の相手捕手・鈴木叶から3回にプロ1号3ランを浴びるなど5回6安打5失点で、5奪三振、2四死球の内容だった。

 杉内コーチは「すごくよかったと思いますよ、真っすぐもスライダーも」と評すると「鈴木(叶)くんに打たれたホームラン、あれがカウントを取りにいったのか空振りとりに行ったのか、その辺だけだと思うんですけどね」と被弾した1球については反省を促した。

 昨季から不調が続き、今季も約1か月間、二軍で調整を続けてきたことには「メンタルの方が(課題が)大きかったかもしれないですね。1回頭をフラットにして見つめ直してきなさいってことで、何も迷わず二軍で本来のピッチングを思い出してほしいなと思ってましたから」と語り「躍動はしてたかなと思ってます」と前向きな評価を口にした。

 また、フォーム改良を試行錯誤してきた点については「僕はフォームは気にしないです。フォームを意識して投げてるピッチャーってあんまりいい結果出てないと思う、自分自身がそうだったので」と話し「試合で投げる時は単純にバッターと勝負する、その気持ちだけだと僕は思ってますから、フォームを考えているうちは、まだまだかなと僕は思ってますけど」と強調。

 その上で「今日はバッターと勝負できてたなと思う」と印象を語った。