女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟ことなつぽい(30)が、真夏の祭典「5★STAR GP」初制覇に向け好スタートを切った。

 シングルの祭典「5★STAR GP」レッドスターズBブロック開幕戦(27日、大田区総合体育館)では、同じ「コズミック・エンジェルズ(CA)」の後輩で今年度のシンデレラ・トーナメント覇者・玖麗さやかと対戦。

 リーグ戦直前に行われた21日の札幌大会でなつぽいはワールド王者の上谷沙弥に挑戦。激闘の末に惜敗を喫し、王座取りに失敗したばかりだ。

 再起戦となったなつぽいだったが、序盤では玖麗から4月に引退した中野たむを思い起こさせるようなプランチャ、ぶら下がり式スリーパーホールドで締め上げられ追い込まれる場面も。その後もくらいついてくる玖麗の技を受けきったなつぽいは、カウンターの冠先割りで反撃に成功した。

玖麗さやか(下)の顔を踏みつけるなつぽい
玖麗さやか(下)の顔を踏みつけるなつぽい

 それでも中野の得意としたバイオレットシューティング3連発からのときめきファルコンアローを浴びせられると、驚いた表情。玖麗の成長に少し笑顔を見せたなつぽいは意地のジャーマンを発射し、流れを奪う。最後はフェアリアル・ギフト(変型ダイビングボディープレス)からのフェアリング・リング(変型ラ・マヒストラル)を決め、3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持ったなつぽいは「大田区の皆さんやっぽーい! 今日の玖麗からどことなくスターダムドリームを感じたよ。玖麗は本当に強いね」と後輩の健闘を称えた。

 開幕戦から好調な滑り出しを切った妖精は「私はCAだろうと、スターダムだろうと、それ以外だろうと、誰一人に負けるつもりはない。この5★STARの頂点を必ずつかみとって、絶対に諦めたくないベルトがあります。そのベルトに向かって一戦一戦大事に駆け上がっていくので、皆さんこの熱いリーグ戦を一緒に戦ってください!」とファンに呼びかけ、最後は「バイぽーい!」と絶叫し、大会を締めた。