バドミントン男子シングルスで世界ランキング21位の渡辺航貴(26=BIPROGY)が、ジャパン・オープン第5日(19日、東京体育館)の準決勝で同8位のアレックス・ラニエ(フランス)に0―2でストレート負けした。

 第1ゲームは先制点を取り、序盤はリードする。しかし、中盤から逆転を許して19―21で落とすと、第2ゲームもそのままラニエが優位に立ち、15―21で敗北となった。

 渡辺の試合前に女子シングルス準決勝で敗退した山口茜(28=再春館製薬所)ら日本選手から試合前にバトンを託され「ラストサムライ、頑張ってきます」と意気込むも力及ばず。「体が小さい分、人一倍我慢しないといけない。もっと練習から意識を高く持っていきたい」と167センチの渡辺は〝我慢強さ〟を今後の課題に掲げた。

 しかし「最近、全然結果が残せていなかったので、ここまで来られたことは最近の自分にとって良いこと。今後につながる内容だった」と手応えを口にした。

 さらに試合前のアップから元気なラニエを目にし「もっと(ラニエにように)次から気合を入れてやっていきたいなと逆に鼓舞された」と黒星を許した相手からも学びを得た。

 本命の世界選手権(8月、フランス・パリ)に照準を合わせる中で、今大会の経験を糧に中国オープン(22日開幕)での結果を目指す。