遠い5勝目――。広島・森下暢仁投手(27)が19日のヤクルト戦(神宮)で7回2失点の好投も、味方打線の援護に見放され今季10敗目を喫した。

 開幕から一貫して、週末カードの初戦を務める右腕に〝つらい現実〟が続いている。先発の役割は果たしているのに、打線の援護が少なく報われない試合が続いているのだ。

 この日は、初回から常に走者を背負ったが、3回までは決定打を許さず。7回まで7安打2失点でまとめた。球数は今季最少の85球で、テンポが悪かったわけでもない。

 それでも打線の援護なく5連敗。試合後「これまで(自分が)ゼロで終わる試合がなかったので…(19日の試合も)相手チームはゼロで抑えている。(同じように)投げ切れなかったのは申し訳ないです」と噛みしめるように語った。

 これで6月13日の日本ハム戦で4勝目を挙げて以来、約1か月白星から見放されている。負け数はついに2ケタの10敗目に到達。12球団トップの投球回123回を投げ、防御率2・27と、高水準のパフォーマンスを継続しているにもかかわらず、悩ましい日々から抜け出せない状況が続いている。