待ちに待った一撃だ。広島は16日のDeNA戦(マツダ)に4―3で競り勝ち、連敗を「7」で止めた。
実に17試合ぶりの4得点目を挙げたのは、エレフリス・モンテロ内野手(26)のひと振りだった。1点リードの6回にバウアーから5月17日の阪神戦(甲子園)以来となる2号ソロ。本拠地では初アーチとなる一打を新井貴浩監督(48)も「非常に大きなホームランだった」とたたえた。
モンテロは5月から一軍に定着し、打率は2割6分7厘、18打点と一定の役割は果たしている。だが、最も期待されているのは長打力。本人も「そのために日本に来た。すごい悔しかった、ずっと。まだまだ100%じゃないけど、徐々に状態は上がっていると思います」とニンマリだった。
打撃はようやくフィットしてきた助っ人砲だが、試合で着用するユニホームのパンツは本人も胸を張るほどの「お気に入り」だ。ヒザの下から足首にかけ、ややスリムになる型を履きこなしているが、春先には悩みもあったという。自分の戦闘服が日に日にピチピチになっていくことを感じながらプレーしていたそうなのだ。
「ランドリーに出すと必ず縮んで小さくなって返ってくるんだ。最初は足首のところまで(ユニホームの)丈があったんだけど、洗濯して戻ってくるたびにちょっとずつ小さくなって今こんな感じ」
モンテロの体形に変化があったわけではないが、人知れず抱えていた悩みも同僚の声で一変した。故障から復帰後の5月に「チームメートから『似合っているね』って言われて。だんだん自分でも格好よく見えてきた。『足も速そうに見えるね』って言われたのも、気分が良くなって。だから、今ではこれが自分の動きやすいスタイル」とうれしそうだ。
本来は足首の部分までスッポリと収まるものだが、現在の姿は平成以前の選手に多く見られた〝昭和七分丈〟スタイル。徐々にズリ上がっていくユニホームの裾と同様に、調子も上げてアーチ量産となるのか。












