劇的勝利を飾った。巨人が12日の広島戦(岐阜)に5―3でサヨナラ勝ち。激戦を佐々木俊輔外野手(26)の劇的2ランで制した。

 試合はシーソーゲームとなった。今季初勝利を目指して先発した戸郷は、5回3失点と粘投を見せたが、勝ち負けはつかずに降板。それでも打線は一進一退の攻防を続け、3―3で迎えた9回無死一塁、佐々木が打席へ。犠打のサインも考えられた中、中崎の投じた初球を力強く振り抜くと、打球はぐんぐんと伸びて右翼席へ一直線。自身初のサヨナラ弾で試合を決め、チームにとってもこれが今季初のサヨナラ勝利となった。

 阿部慎之助監督(47)は「本当にね、素晴らしい試合でした。『(9回に)無死一塁になったら、バントはないよ』て(伝えていた)。勝負をかけてあの一打が出たので、素晴らしかったです」と勝利の立役者を称賛。

 またしても今季初勝利が叶わなかった戸郷については「やっぱ戸郷がピリッとしなかったって言うのはあったんですけど、なんとか試合をつくった…て言っていいのか分からないですけど、なんとか、粘ってね。あそこまでいったのがこういう結果につながったんじゃないかなって思いますし。最少失点で切り抜けてきましたんで、こういう結果になったんじゃないかなと思います」と一定の評価を下した。