バレーボール男子日本代表の高橋藍(23=サントリー)は、コート外でも絶大な影響力を発揮している。

 数々の著名人が表紙を飾ってきたAERA(朝日新聞出版)の7月7日号で、高橋が表紙に登場。過去にはフィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦らが表紙となったケースはあるが、アスリートが表紙となるケースは珍しいという。同社の担当者は「約1年前から表紙のオファーをして、ようやく実現しました」と明かした。

 AERAは創刊以来、多様な分野の「時代の顔」を表紙に起用してきた。高橋は2021年東京五輪&24年パリ五輪代表で、ともにベスト8入りに貢献。同年ネーションズリーグ(VNL)では銀メダルを獲得するなど、主力として活躍している。同担当者は「高橋選手にオファーしたのは、実力も人気も日本バレー界をけん引する存在だからです」と説明。「高橋選手はバレー界を超えた『時代の顔』だと思っています」と強調した。

 かねて高橋はバレーボールの普及活動に尽力。同担当者もインタビュー時に思いの強さを感じており「スポーツと関係のない雑誌に出て『バレーボールの入り口になれたら』『今までになかった選手になっていきたいという思いがある』などと話していて『バレー選手にとどまらないぞ』という自覚を感じました」と指摘する。

 その高橋は、15日に千葉県内で行われたVNL1次リーグ第3週千葉大会(16日開幕、千葉ポートアリーナ)の会見に出席。「結果を出しながらチームをつくっていくことにフォーカスしたい」と決意を示した。自らの右腕でチームを勝利に導く覚悟だ。