阪神・佐藤輝明内野手(26)が8日の広島戦(マツダ)で、チームを勢いづける一打を放った。
 
 初回から相手の暴投も絡んで一死二、三塁の好機。「何とか1本出そう思った」という虎の主砲は、フルカウントから鯉先発・床田の139キロのカットボールを中前に運んだ。二走・森下も一気にホームを陥れ、先制の2点適時打。「いいところに飛んでくれて、ランナーを返すことができてよかったです」とうなずいた。

 この適時打でリーグトップタイの56打点&21本塁打となり、2冠に躍り出た。打率も2割8分4厘と上昇傾向にあるだけに、3冠王も期待されるが「意識はしてないです」とキッパリ。後輩・森下と打点王争いを繰り広げていることから、「いい争いができているので、最後までこういう感じでいけたらと思います」と意気込んでいた。
 
 この日、チームは11安打で6点を奪取。先発・才木も5回1失点の粘投を見せ、リリーフ陣も無失点リレーでつないだ。頼れる主砲は「ピッチャーも抑えてくれるし、いいところでみんな打ってるんで。明日からも頑張ります」と気を引き締め、バスに乗り込んだ。

 巨人&DeNAをスイープし、絶好調のまま敵地に乗り込んだチームは2位・広島との直接対決にも6―1で快勝。破竹の9連勝を飾り、貯金を「16」に増やした。