〝花火大会〟で連敗ストップ! 広島は21日の楽天戦(マツダ)に8―3で快勝し、勝率5割に復帰した。前夜に今季10度目の完封負けを喫していた赤ヘル打線が、一気に爆発した。
突破口を開いたのは先頭の1番・大盛穂外野手(28)だ。楽天先発・内の初球だった。145キロ直球を鯉党で埋まる右翼席へ、自らのキャリア・ハイを更新する3号先頭打者弾。「初球から今日は絶対行くと決めていた。最高に結果になってよかった」と理想的な形で流れを引き寄せる。
2回には2番サンドロ・ファビアン外野手(27)が長打攻勢の流れを決定づけた。「大盛の一発が大きかった。みんなのモチベーションが上がって。自分の感触は完ぺきでした」と、二死一塁から内のフォークを左翼席へ運ぶ8号2ラン。2回までに4―1とリードを広げる。
中盤にもファビアンのバットが再び火を噴いた。4回二死一塁で楽天2番手・松井から今度はカットボールを捉えた。「ポイントを前にして、良いところで打つことができた」と再び左翼席へ2打席連続の9号2ラン。さらに5回には菊池も2号2ランで続き、8―1と突き放した。
この大量リードをバックに先発・床田が本調子でない中で、楽天打線を1失点にとどめ、6回以降は中継ぎ4投手の継投で逃げ切り、連敗を脱出。床田はリーグトップ・タイの7勝目(5敗)をマークした。
大盛、ファビアンの好調な1、2番コンビを中心に、攻撃陣が13安打と再び上げ潮ムード。新井監督も満足げに「最後、いい形で締めくくりたい」と、交流戦ラストとなる22日のカード勝ち越しを見据えていた。












