16日(日本時間17日)の本拠地パドレス戦でドジャースの大谷翔平投手(30)が663日ぶりに投手に復帰した。1回28球2安打1失点も最速161キロをマークすると、打撃では4打数2安打2打点と6―3での勝利に貢献。その大谷が試合後、取材に応じた。

【大谷に聞く】

――久しぶりの登板はどうだったか?

 大谷 結果的にはそこまでいい結果だったとは言えないですけど、まず今日投げ終えて、また次も投げられそうな雰囲気があることがまず1歩前進かなと思います。 

――少し緊張はしたか?

 大谷 そうですね。野手よりは緊張しましたね

――球速が100マイル出て驚いたか?

 大谷 そうですね。なるべく95、6(マイル)ぐらいで投げたいなとは思ってたんですけど、やっぱり試合のレベルでマウンドに行くと上がってしまうのかなっていうのもあったので。最後のボガーツ選手の打席に関しては、リラックスして最後投げれて、そこも1つよかったかなと思います。

――毎週投げて少しずつビルドアップしていく予定か?

 大谷 そうですね。100マイル近く、まず術後に投げたのは初めてなので、明日以降の反応を見たいなと思いますし、1週間に1回投げつつ、またイニングも少しずつ伸ばしていけたら、ブルペンにとっても少しでも負担が減るのかなと思います。

――二刀流をやっている時の方が気持ちがあって楽しいんですか。

 大谷 そうですね。比較的、体がずっとこう、あったまってゲームに入ってる状態で、今日は打席に立てたので。感覚的にはやっぱりDHよりスムーズに打席が過ごせる感じはします。

――2年ぶりのマウンドでこれだけの観客の前で投げたことについて

 大谷 もう本当に感謝しかないというか。ここまで2回目の手術で、執刀医の方もそうですし、トレーナーの方もそうですし、ずっとサポートしてもらってここまで来れたので、今日は結果、うんぬんに関係なく、本当にそういう人に対してすごく感謝の気持ちというか、それをマウンドでこう出せたのがよかったかなと思います。

――アームアングルが下がっているのは下半身からの連動で一番いいアングルだからか

 大谷 そうですね、シンカーを中心に投げたので、そういうアングルになる。もちろんフォーシームがスプリットに比べたらまあ多少こう、下がる傾向はあるので、そういう影響かなと思いますけど、そこまでメカニクスに関しては気にしてないというか、逆になんて言うんですかね、しっかりこう、自分のタイミングよりもちょっと早いスピードレベルが出てたので、思ったよりもグラブサイドにボールが、こういってたのかなと思います。

――ドジャー・スタジアムで公式戦で初めて投げたと思うが、マウンドからの景色は

 大谷 まあまあまあ、ほんとにバッターに集中してたんで、あんまりその、気にする余裕がなかったというか。今日に関しては、入りすぎてたぐらいの感じだったので、次からこうリラックスして、それを見れるぐらいがいいんじゃないかなと思います。

――バットで2打点。思い描いていた二刀流になったか

 大谷 1点取られてバットで2点返して1イニング消化したと思えば、トータルで見ればプラスかなとは思うんで、試合としては良かったんじゃないかなと思います。

――ライブBPよりも試合の中での調整の方がいい

 大谷 そうですね。チーム状況も加味して、僕にとってもプラスだと思います。そっちの方がスムーズに行けるっていう判断だったので、ライブBPでイニングを伸ばしながらある程度4回、5回投げれるようになってから試合に入るパターンと、今日みたいにショートイニングで試合のレベルでそれなりの強度で投げる2通りのパターンはあったと思うので、後者を取ったっていう感じですね。