ドジャースの大谷翔平投手(30)は16日(日本時間17日)に本拠地ロサンゼルスでのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発し、1回を2安打1失点、MAX100・2マイル(161・3キロ)を記録した。打者としては2本の適時打を放ち、投打二刀流でチームの6―3の勝利に貢献した。
世界の野球ファンを驚かせた663日ぶりの電撃復帰だったが、ジャック・ドライヤー投手(26)は〝衝撃〟の事実を明かした。15日(同16日)は大谷の先発復帰を巡って二転三転して、報道陣は戸惑ったが、ドジャースの投手陣は試合前の時点で知っていたという。
「昨日、たぶんみんなより少し先に知ったと思う。チーム内でザワザワし始めてて、発表前にちょっとした噂になってたんだ。だから、『秘密知っちゃった』みたいな感じでちょっと楽しかった。クラブハウスで『聞いた?』って感じで誰かに言うと『うん、聞いた聞いた』って感じで皆知っていた」
もちろん、発表されたり、具体的に通達されたわけではない。
「本当に口伝え。選手同士で話しててさ。ああいうのは、チーム内でもなかなか黙っていられないもの。だから、面白かったよ」
試合中のブルペンはその話題で持ちきりだったという。
「とにかく『ついに見れるんだ!』って盛り上がっていた。ブルペンでの調整も見てきたし、実戦形式での投球も見たし、もちろん打撃もすごいし。少なくとも僕にとっても多くの選手にとっても彼が二刀流でやるのをちゃんと見るのはこれが初めてだから、本当に楽しみだよ」
マイナーでリハビリ登板することなく、いきなりメジャーのマウンドに上がったことは驚異だという。
「うん、かなりすごいことだと思う。もちろん人によって状況は違うから、僕が同じような道をたどったわけじゃないけど、いきなりメジャーで投げるっていうのは、それだけ彼の投手としてのレベルが高くて、成熟してるってことだと思う。実戦形式の登板を見た限りでも、もう準備できている感じ。今日は何イニングか投げて、そこから少しずつ伸ばしていって、完全復活に近づいていくんじゃないかな」
7月15日(同16日)のオールスター戦後と予想されていた復帰時期は大幅に前倒しされた。このタイミングは予想していなかったという。
「いや、『ホントに!?』ってショックな感じだった。でも、ここまでの流れや本人の状態を考えると、タイミング的にも納得はできるかな」












