ドジャースの野戦病院化が止まらない。8日(日本時間9日)のカージナルス戦では先発したカーショーが5回1失点で今季初勝利を挙げたが、前日7日(同8日)には先発右腕のゴンソリンが右ヒジの違和感で負傷者リスト入り。ローテからスネル、グラスノー、佐々木に続いて4人目の離脱者となった。
こうなると、7月末のトレード期限までに新戦力を獲得することも選択肢の一つとなる。その候補の一人として米メディアで取りざたされているのが、昨季までドジャースでプレーしたウォーカー・ビューラー投手(30)だ。シーズン中こそ不調だったが、ポストシーズンに入って計15イニングで防御率3・60。ワールドシリーズ第3戦で5回無失点の好投を演じ、最後は胴上げ投手となった。
だが、昨オフにFAとなり、1年総額2105万ドル(約32億6000万円)でレッドソックスに移籍。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ドジャース投手陣の不振が続く今、ビューラーがドジャースにユニホームを着て過ごした最後の瞬間を忘れられない」「もし再会するような取引があれば、ドジャースファンは両手を広げて右腕の復帰を歓迎するだろう」とした。
しかし、今季のビューラーは10試合に先発して4勝4敗、防御率5・18の成績。6日(同7日)のヤンキース戦では2回7失点(自責5)と瞬く間にKOされた。本人も地元メディア「マスライブ」に「この組織(レッドソックス)はオフシーズン、僕に大きな信頼を寄せてくれた。(期待に応えられず)僕は〇〇恥ずかしい存在」とFワードを交えて自分を戒めたほどだった。
今後、奮起する可能性もあるが、同誌の見解ではビューラーの〝出戻り〟には消極的で「10試合の登板で明らかに苦戦している。LA(ドジャース)がトレード市場を見渡す時、(ビューラーの不調ぶりを)警戒するだろう」と伝えた。とはいえ、投手陣の再建は不可欠だけに今後の動向が注目される。












